挨拶

    スポーツを通した国際貢献の世界へ
    • この共同専攻の目的は、スポーツ・体育・健康に関わる知識や実践を基盤にして、国際貢献活動を展開する人材を養成することにあります。21世紀の世界において、民族、宗教、そして政治的対立から紛争、内戦が繰り返され、また地震、火山爆発、津波など大災害が生起することで、多くの移民、難民、そして被災者が生まれています。こうした人たちが平穏な日常生活を営むためには様々な支援が必要ですが、スポーツ・体育・健康に関する知識や実践による支援は益々重要視されています。
    • からだを動かして学ぶ楽しみは、男性も女性も平等に生きられる喜びを世界の多くの子どもたちに体験させ、生きていく未来を見いだすことができるでしょう。日本の体育科教育、保健科教育は、積極的な生き方や健康な生活にとって重要な基盤であり、そうした教育システムや教員養成システムを世界に普及させることは、国際貢献の一つとなります。
    • この10年の間、修了生たちは、NGO/NPO組織あるいは民間企業の一員となり、また博士後期課程を経て大学教員として、それぞれの場所で活躍しています。スポーツを通した国際開発と平和(IDS)について学び、実践力を身につけ、国際社会の中で積極的な貢献活動が展開できる人材になっていただくことを期待しています。

    スポーツ国際開発学共同専攻長
    筑波大学教授 清水 諭

    プログラム概要

    背景

    • スポーツは、社会開発のための重要なツールとして、国際社会において認識されています。教育、ジェンダー、貧困、健康、平和構築など社会課題の解決に、スポーツを通じた活動が広がるなか、より高度な知識と能力を備えた人材が必要とされています。
    • 「スポーツ国際開発学共同専攻」は、国内外で生じているこれらの課題解決にスポーツを通して貢献できる人材の育成を目指す修士課程です。筑波大学、鹿屋体育大学、そして日本スポーツ振興センターの三機関が共同して、スポーツを通した国際開発と平和に関する実践的能力を養う教育プログラムを提供します。

    目的

    • スポーツ・体育・健康に関する理論的・実践的な知識を英語によって学び、国際平和と友好、豊かな地域社会の創造に寄与できる人材を養成します。

    教育目標

    • 4つの能力を身につけることを目標とします。
    • 国際情勢と政策および国際的な開発課題に対する知識と分析力の獲得、使命感の育成
    • グローバルな俯瞰力と実践現場で発揮できるリーダーシップ能力の習得
    • スポーツ・体育・健康に関する基礎的知識と実践力の向上
    • 国際貢献のためのコミュニケーション力とマネジメント力の向上

    プログラムで養成される能力や特質

    • 国際情勢と政策に関する知識とともに、他者や社会への自立・成長、変化・発展、目標達成に対する意志、価値観、そして使命感
    • グローバルな俯瞰力と地域社会で生活する人々へのまなざしをもって、実践現場でリーダーシップを発揮できるプラクティショナーとしての突破力
    • 世界平和と友好を構築し、人々の生活を豊かにするスポーツ・体育・健康に対する深い理解力
    • 国際社会に貢献できるコミュニケーション力とマネジメント力(スポーツ・体育・健康に関連した事業における実践能力、語学力)

    求める人材像

    • スポーツ・体育・健康に関する基礎知識を持ち、スポーツに関わる実務経験のある者
    • 国際開発と平和構築に関する実務経験や知識のある者及びそれに関心のある者
    • 英語によるコミュニケーション能力がある者

    カリキュラム

    教員紹介

    入試情報

    奨学金情報