修了生キャリアインタビュー|佐々木 千鶴

修了生キャリアインタビュー|佐々木 千鶴

氏名:佐々木 千鶴

卒業年月:2019年 3月

進路先:公益財団法人 全日本柔道連盟


1. 現在のお仕事・進路について教えてください。

現在は、国内スポーツ競技連盟の1つである公益財団法人全日本柔道連盟の国際課に勤務しています。国内外の柔道の普及と発展のために、競技としての柔道、人と人をつなぐツールとしての柔道の推進を行っている組織です。私の業務内容は、日本と世界中の国の窓口として対外組織との交渉をすることです。具体的には、日本選手団海外遠征のアレンジ、海外チーム来日練習の受入、国際大会の開催と運営、海外への指導者派遣アレンジ、リサイクル柔道畳やリサイクル柔道衣の物資支援などを行なっています。

 

2. 現在のお仕事・進学を志した理由・きっかけを教えてください。

スポーツ国際開発学共同専攻在学中、半年間のインターンシップで、ブラジルのファベーラと呼ばれるスラム街で子供たちへの柔道の指導に携わりました。そこで、発展途上国や貧困とともに生きる人たちにとって、エネルギーや生きる希望になっている柔道の姿を目の当たりにしました。柔道は日本発祥と言われながらも、これまで自分自身が日本という環境で柔道をしてきた経験の中で、このインターンシップでの経験は一度も感じたことのないほど大きな衝撃を感じ、スポーツや人生そのものを捉える視点が大きく変化し始めました。ファベーラで柔道指導者として生きる道も考えた一方で、視点を世界に移すと、他の国でも似たような状況が発生していると気づきました。その後、日本に帰国し、柔道が持つ人生や社会を変容する力を日本からより強く発信したいと考え、この組織への就職を決意しました。

 

3. 本専攻に関心のある入学希望者へメッセージをお願いします。

日本においては娯楽の一つになりつつあるスポーツが、世界中の様々な人に対して「なんの機会も可能性もなかった自分の人生の扉を開いてくれた」というほどの大きな力や可能性を持っているということを、大学での講義や海外現地でのインターンシップを通じて学ぶことができ、研究を通じてさらに知見を深めることのできる修士プログラムです。「スポーツを通じた平和と国際開発」は新しい学問領域である一方で、多くの課題やアプローチが存在しうるため、それぞれの興味のある領域をとことん追求できると思います。ぜひお薦めします。

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