プログラム

国際パラリンピック委員会(IPC)でのOJP

篠原果歩さん(スポーツ国際開発学共同専攻2016年入学)

1. OJP(海外インターン)概要
国・都市:ドイツ・ボン
受入機関:国際パラリンピック委員会(IPC)
期間:2017年4月~7月(4ヶ月間)
活動内容:IPC開発部門であるアギトス財団での、子どもやアスリート向けパラリンピック教育プログラムの推進戦略作成に向けた調査

 国際パラリンピック委員会の開発部門であるアギトス財団で4ヶ月間、インターンを実施しました。インターン中はパラリンピック教育プログラムの開発・推進を担い、子どもやアスリート向けの教材を世界中に発信するための調査を行いました。韓国・平昌や東京で行われるパラリンピックに向けたプロジェクトにも携わり、大会パートナーが開発する東京2020教材の承認作業の補助を行いました。
 各国のパラリンピック教育の実施状況をオープンリソースから一覧化したり、インクルージョンに関する国際規約を調査することによって、トップレベルおよびグラスルーツのレベルのスポーツを通じたインクルージョンへの動きを考察することができました。

                   (アギトス財団オフィスにて)

2. インターン先決定に至るプロセス
 インターン受入交渉前に、ブラジル・リオデジャネイロで開催されたパラリンピックでボランティア活動をしており、そこでIPCの人事担当者にインターン受入可能かどうか直接確認しました(9月)。応募資格を満たしていたため、後日メールで履歴書とカバーレターを送付しました(10月)。1ヶ月後、人事担当者と受入先部署の方と面接を行いました(11月)。クリスマス休暇や受入先の繁忙期のため、正式な受入許可は年明けでした。その後人事担当者と数回Skype面談を行い、2月中旬から渡航準備を開始しました(渡航に向けた手続きはかなり多く最短でも1か月半は必要かと思います)。

3. インターン終了後の展望
 インターン終了後は、修士論文の執筆活動が中心となっていますが、所々で日本やアジアで開催されるパラリンピック教育関連事業のお手伝いをさせていただいています。インターン受入先に志願して、12月にUAE・ドバイで開催されたアジアユースパラゲームズの教育ワークショップの運営をしました。インターン中に携わっていた事業を、実際に日本代表チームに体験してもらえたことはとても感慨深かったです。これから、パラリンピックを通じた生涯教育に携わっていきたいと考えています。

4. 海外インターンを考えている後輩へのアドバイス
 海外は初めてでも、何度も経験していても、新しいことに挑戦することは不安です。私はわくわくした気持ちより不安のほうが大きかったです。国際組織に属するということは、あなたが日本人代表として認識されるということです。世界中から集まった優秀な職員に囲まれて過ごしたこのインターンは、私の人生においてかけがえのないものになりました。「無理」と思っていても、挑戦することが大切だと思います。学生の間は、学校がサポートしてくださるので、海外へ挑戦する絶好の機会だと思います。海外インターンをするならできる限り長く、その受入先の深いところまで体験して、その後の道を切り開いてください。

                    (携わった事業の様子)

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