Global Master's Program 2019 最終報告(下窪 拓也)

Global Master’s Program 2019 最終報告(下窪 拓也)

南アフリカ、Johannesburg大学で行われた今回のプログラムでは、スポーツを通じた貧困地域への開発支援と人種問題に関する講義が中心となって行われた。人種問題や貧困問題を抱えてきた南アフリカの地に身を置いたこの一か月は、社会の現実を知る非常に価値のある体験となった。貧困地域への移動中に、Johannesburg大学のBurnett-Louw教授が言った、「現地の風景は、たとえ千の言葉をもってしても説明しきれるものではない。この風景をしっかりと見ておきなさい。」という言葉が今でも胸に残っている。

 

【1st week】

一週目は、スポーツを通じた青少年教育と平和構築に関する講義と実技指導が行われた。講師は、世界各国でスポーツを通じた平和構築プログラムを展開するNGO、Football 4 Peaceのコーチが担当してくれた。彼の現場での実践的経験を基に行われた指導は、現実的な指導現場の空気を教えてくれた。

(The photo taken on the lecture by coach Football 4 Peace)

 

【2nd week】

二週目には、座学を中心として、研究方法論、先行研究の検討の方法、そして、貧困、人種、ジェンダー問題の観点から、南アフリカにおけるスポーツの実情、また、Sport for Development and Peaceに関連する活動を行っている組織の人々から講義を受けた。学術的知見と現場からの経験を、複合的に吸収することのでき、実際に現地に赴いて調査をするために必須となる感覚を培うことになった。

(Photo was taken on the lecture by people from the sport for development organization)

 

【3rd week】

三週目は、Johannesburg から350kmほど離れた場所に位置するGelukusburgへ移動し、貧困地域での学校施設等の見学や、そこで青少年教育や健康支援を行っているNGO団体Sporttecを訪問し、スポーツを通じた貧困地域への支援について現地からの視点を通じた学習を行うことになった。また、学生たちは、各々の研究関心に基づいた調査活動を行った。

(Photo taken on the educational facility at Gelkusburg)

 

【4th week】

最終週は、Gelkusburgで収集したデータを分析し考察を行った。各自、異なる研究テーマに取り組むことになったが、各々教授に支持を仰ぎながら、研究を進めていった。そして最終日、GMP全日程を終了し、修了証書を受け取った。

(Photo taken on the closing ceremony)

 

 GMP全体を通じて、他国に身を置き、様々なバックグランドを持つ人々との交流を経験したことは、社会への視点や事物のとらえ方に良い影響を与えた。本プログラムを通じて得た経験は、一生の財産となるだろう。

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